かなり以前の抵当権抹消を迅速に手続きしていただきました！！

【抵当権抹消してnetより】

古い抵当権抹消登記をご依頼下さり、こちらこそありがとうございます。

古い抵当権というのは、

大体、抹消登記ができるのにそれを長年放置された抵当権であります。

もちろん抵当権は生ものではありませんので、長年放置しても腐敗することはありません。

しかし不動産上の権利関係は、日々刻々と変動が生じ得るものです。

例えば、名義人である所有者が住所を変更することや、彼に相続が生じることが考えられます。

また例えば、抵当権者である銀行の名称が変更したり、合併して消滅することだって考えられます。

ところで登記申請は、現在の申請意思の表示であり、現在の申請人によってなされます。

抵当権抹消登記では、不動産所有者と、抵当権者とが、現在の申請人として手続を行います。

しかし前述の通り、月日の経過によって、登記上の不動産所有者や、登記上の抵当権者が、現在の申請人と食い違ってくることが少なくありません。当然、食い違ったままで、どこの誰だか分からない現在の申請人が登記申請をしても受け付けてもらえません。その食い違いの経緯を書面でもって説明する必要があるのです。そしてその説明が、時として、非常に困難を極めることもあるのです。

余りに年月が経過し過ぎて、通常の手続で抹消できなくなった抵当権を「休眠担保権」と呼びます。

さすがに抵当権抹消してnetといえども、「休眠担保権」を通常価格で抹消することは不可能です。

今回のご依頼者様は「休眠担保権」になる前にご依頼されたので安く済みましたが、

それは偶然、まぐれにすぎません。

思いもよらぬ費用に抵当権抹消登記を躊躇しなくて済みますよう、

早めの抵当権抹消登記をお願い致します。

星５ツを頂戴しました峯弘樹事務所からのお願いです。